市補助金実績報告会で事業を紹介しました

福島市では、共創の担い手となる市民活動団体の活動を支援し、市民活動の一層の活性化を図るため、市民活動団体の活動を支援する補助金を交付しています。
私どものNPOは、この「市民活動活性化支援事業補助金」を活用し、令和3年度に地域共創事業『咲かせましょう みんなの笑顔』を実施しました。

令和4年4月14日、当該補助金の採択を受けた市民団体(8団体)の実績報告会がキョウワグループ・テルサホール(福島テルサ)で開催され、各団体が特色ある事業を紹介しました。

NPO法人みんなのチカラからも2名が出席し、団体設立の趣旨、活動のようす、共創事業の紹介などを行いました。他の団体さんとの交流もいたしました。



【「咲かせましょう みんなの笑顔」事業報告】

○令和3年10月30日、立子山自然の家において秋晴れの空のもと、NPO&たつこ学童コラボレーション事業「咲かせましょう みんなの笑顔」を実施!    🌼咲かせましょう みんなの笑顔 2021🌼

○市が提唱する『共創事業』として、両団体による企画段階からのコラボレーションにより実現。

○「共創の理念」「こども条例の趣旨」などを確認し合い、NPO、学童、福島市が相互に関わり合い、ループを形作り、作用しあって、高めあう姿を目指しました。

○当日は見事な秋晴れ。立子山自然の家に大勢の住民と子どもたちが集まり、植栽事業をしました。専門の方に花の取り扱いの指導を受けながら、丁寧に思いを込めて花を植えました。

○なお、世界的歴史学者である、朝河貫一博士のルーツは、幼少期を過ごした立子山にあります。
当日は施設内に、「報恩之辞」という文化的価値の高い書物のレプリカを展示し、花育事業に参加された皆さんにみていただくことができました。

○植栽後、花々は学童、小学校、支所、自然の家などに配置され、子どもたちが水をあげて、施設の職員さんらと共に大切に管理しました。花育は、子供の心を育み、地域を潤していきます。

○コロナ禍にあり、この2年間は運動会や盆踊りなど、学校や地域の行事も全て中止になりました。
こうした中でも地域の誇りである朝河貫一博士の顕彰活動をはじめ、景観づくりやコミュニティ維持に、少しでも前向きにみんなで取り組むことが大切と考えています。
その思いから今回、花育事業を選択し、感染予防をしながら取り組みました。地域の皆さんの、このような笑顔が一堂に会することは、本当に久しぶりでした。

2022年4月14日活動紹介(市実績報告会)①

2022年4月14日活動紹介(市実績報告会)②

共創・コラボ事業のねらい・願い


ささやかな取り組みでありましても子どもたちやNPOの会員、地域住民との連携により、「今できることを1つひとつ積み上げていくこと」が、「共創のまちづくり」に結びつくものと考えます。

コロナ禍においても決して気持ちを切らすことなく、ふるさと福島市の地域発展のために力を尽くすことが、私たち市民活動を推進する仲間の、まさに使命であると思います。

私たちは、これからも博士が残された立子山の「誇り」を育みながら、地域住民お互いが補い合って、高めあい、地域振興や次世代育成に関するまちづくりを目指し、活動していきます。


☆「咲かせましょう みんなの笑顔」は福島市子育てポータルサイトでも紹介されています!

「えがおへの取り組み紹介」(福島市子育てポータルサイト)(外部リンク)

福島市子育てポータルサイト(外部リンク)

市が進める「共創のまちづくり」

「共創のまちづくり」は・・・

世代や性別等を問わずさまざまな皆さんが、それぞれのきっかけで参加し関わることから始まります。

そのために、目標設定段階から連携し、達成に向けて地域課題を把握・共有します。

そして、市民一人ひとり、団体、企業、学校、地域、行政など多様な主体それぞれの特徴を生かしながら、実践的な行動につなげます。

共創のまちづくりを進めるのは、さまざまな皆さんです。一人でも多くの皆さんでまちづくりを進めましょう。

福島市共創のまちづくり推進指針(外部リンク)

福島市のウェブサイト(外部リンク)

朝河貫一資料(福島県立図書館)(外部へリンク)

朝河貫一資料(スマートフォン版)