『報恩之辞』レプリカ公開・展示 in 福島市役所


令和4年11月24・25日には、福島市役所9階展望・市民ロビーにおいて、『報恩之辞』レプリカ完成を記念した公開・展示会が開催されました

『報恩之辞』に込められた思いを感じるご来場者

 

「報恩之辞」のレプリカは、立子山地区ふくしま共創のまちづくり計画推進懇談会が、地域コミュニティ等支援事業補助金を活用し、製作を行いました。製作には私どもNPOも企画段階から参画し、現在は、管理・運用(展示会への出展など)を行っています。

今回は、レプリカ完成を記念し、立子山支所の全面的なご協力をいただきながら、毎日多くのご来場者がある福島市役所に出向いて公開・展示を行ったものです。

この展示の機会に、
○世界的な歴史学者で米国イエール大学の教授を務めた朝河貫一博士は、幼少期を立子山ですごして育ったこと
○博士の父・朝河正澄先生が、立子山小学校の校長を30年もの間務められたこと
○正澄先生の薫陶を受けた村民が、感謝の意を込めて全長15mの巻子本「報恩之辞」を先生に贈ったこと

さらには
◇「報恩之辞」の現物は米国イエール大学が所蔵・保管されていること
◇早稲田大文学学術院の甚野尚志教授の橋渡しとイエール大学の協力によりレプリカの製作に至ったこと
・・・など詳細について、初めて目に触れられる市民の皆様にも分かりやすいよう、紹介をさせていただきました。

報恩之辞

博士の足跡

博士の人物像

模範村


【HPリンク】☆『報恩之辞』☆

【HPリンク】☆報恩之辞(読み下し文・現代語訳)☆



年末の節目を迎え、実施当時にお伝えしきれなかった活動について、「2022みんなのチカラの振り返り」として3コーナーにわたり紹介させていただきました。
ご覧をいただき、ありがとうございます。

皆様、来たる2023年も何とぞよろしくお願い申し上げます!

 

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