立子山小で学ぶことの誇りを胸に
令和4年10月29日、立子山小学校では学習発表会「たつこフェスタ2022」が開催されました!
児童たちの息の合った合唱、躍動感あふれるダンス、先生方の優しさが込められたハンドベル演奏に続き、フィナーレでは劇「本当の宝物は」が披露されました。
劇「本当の宝物は」
劇では「世界宝物コンクール」が開催される中、いろいろな国の人たちが宝物が持って集まってきます。
児童や先生方みんなで準備した思い思いの衣装に身を包み、コミカルな笑いが起こる出し物や、「お年寄りはいろいろなことを教えてくれる国の宝」「家族の応援でがんばれる。家族のやさしい笑顔が宝」・・・との、感心させられる発表が続きました。
朝河貫一博士の母校である福島市立立子山小学校では、総合学習の一環として、博士について学ぶ活動を継続的に行っています。
学習の成果を生かし、劇のクライマックスでは、朝河貫一博士が幼い時に描いた「馬の落書き」(天正寺)が披露されました。
劇を演じた児童は、
「素晴らしい先輩が学んだ立子山小学校で、私たちも学んでいることが、私たちの誇りです!」
「この馬の落書きを見ると、私たちも世界の平和を実現する力があるという勇気が湧いて来るんです!」
と力強く紹介してくれました。
コロナ禍の影響で観覧は児童の保護者のみに限定となりましたが、子どもたち一人ひとりが生き生きとした表情で、自信をもって発表する様子に皆引き込まれ、子どもたちの成長に感激を新たにしました。
そして、先輩である朝河貫一博士や博士の父・朝河正澄先生が立子山に残してくれた宝物、「勤勉に学ぶ姿勢」や「平和への思い」が、子どもたちに脈々と引き継がれていることを改めて認識することができました。
立子山小で学ぶ子どもたち、素晴らしい発表をありがとう!