太鼓教室2022 in 立子山小学校

 

私どもNPOは、今年もさまざまな地域活動に参画、協力し取り組んでまいりましたが、実施当時にお伝えしきれなかった活動について、年末の節目にいくつか紹介させていただきます。
題して「2022みんなのチカラの振り返り」です!

太鼓教室2022~太鼓の紹介・体験~

 

立子山ふれ合いデーの一環として「太鼓教室2022」が、令和4年6月4日に朝河貫一博士の母校・立子山小体育館で行われました。

今回の教室は、地区の太鼓保存会、NPO地域のみんなのチカラ、たつこ学童指導者(地区民生委員、主任児童員)、保護者が企画、立案、準備等を小学校と協力し合いながら実施。私どもNPOメンバーも、太鼓と踊りの指導に当たりました。

はじめに、地区に伝わる夏の「盆踊り太鼓」と秋の「奉納太鼓」、そして地区からもメンバーを輩出している「新生わらじ太鼓」の紹介がなされました。

そしてさっそく、太鼓のたたき方の基礎練習をしました。

☆太鼓体験教室のしおり☆




お楽しみタイム「ミニ・太鼓カルタ取り大会」

教室では、ミニ・太鼓カルタ取り大会のコーナーが設けられ、1~3年生は日本語版創作カルタ、4~6年生は英語版創作カルタ取りをしました。
吟じてくださったのは小学校の先生方。子どもたちは楽しみながらカルタ取りをして、太鼓や祭りへの理解を深めました。

【日本語版創作カルタ】
『ぼ』んおどり・この立子山の・名物よ!
『た』いこの音(ね)・夜空に大きく・ひびきます! など

【英語版創作カルタ】
Bon Dance(盆踊り/ぼんおどり)
Big Taiko Drum(大太鼓/おおだいこ) など




盆踊りの「踊り」体験

教室では、夏の到来を前にして地区に伝わる「盆踊り」について掘り下げながら子どもたちに伝え、踊りを実践しました。

立子山では「豊年盆踊り」として、米が豊かに実ることを祈りながら踊ります。そのため「稲を刈って、たばねて、干す」という動きが踊りに込められています。


エンディング

教室のエンディングでは、子どもたちと先生、参加者が一堂に会し、盆踊り太鼓を演奏しました。

コロナ感染の再拡大により今年の盆踊り大会も止む無く中止となってしまいましたが、子どもたちが太鼓を体験してくれたことで、秋の太鼓の復活の礎となりました。

教室での相互の交流とふれ合いで、子どもたちは盆踊り・太鼓の伝統を継承していってくれると思いますし、大人たちは子どもたちから元気をもらい、心豊かな一日となりました。

私どもNPOは、これからもこのような機会を通じ、地域の伝統、過去から引き継がれてきた地域のみんなの力を再認識し、後世に継承してまいります。

 





【映像】☆みんなで太鼓披露(抜粋/80秒)☆

【映像】☆奉納太鼓 in 講演会(抜粋/60秒)☆

【HPリンク】☆立子山で秋の太鼓が復活!☆

 

「福島市子どものえがお条例」はこちら(外部リンク)

福島市共創のまちづくり推進指針(外部リンク)

朝河貫一資料(福島県立図書館)はこちら(外部へリンク)

朝河貫一資料(スマートフォン版)

福島市のウェブサイトはこちら(外部リンク)