地域アカデミーin立子山2024~大学生と地域との交流~
「地域アカデミーin立子山2024」~大学生と地域との交流~が令和6年5月25・26日、立子山自然の家で開催されました。
今回の事業は立子山自然の家の主催、「NPO法人地域のみんなのチカラ」と「朝河貫一博士顕彰協会」の共催。
そして福島大学人間発達文化学類 天野ゼミ・神山ゼミ、並びに福島学院大学マネジメント学部 茨木ゼミとのコラボレーションにより実現しました。
両大学の学生20名と、立子山小児童と保護者、NPO会員並びに地域の方々など約60名が参加しました。
開会セレモニー(立子山小児童による歓迎の「お花」「朝河太鼓」披露)
オープニングでは、朝河貫一博士の後輩である立子山小児童が見事な「朝河太鼓」を披露し、大学生のお兄さん、お姉さんを歓迎しました。
イベントの1週間前の5月17日、子どもたちは小学校で「大学生を歓迎する花の鉢植え」を心を込めて行いました。自然の家入口に飾られた季節のお花で、大学生をお迎えしました。
基調講演「福島の偉人・朝河貫一に学ぶ」早稲田大学文学学術院 甚野尚志教授
第1部は早稲田大学文学学術院の甚野尚志教授(福島市出身)による基調講演が行われました。
「福島の偉人・朝河貫一に学ぶ」~朝河博士を育んだ立子山の風土検証と共に~と題し、立子山地区で育った朝河貫一博士の半生、立子山小学校校長として地区の教育に尽力した父・正澄氏について詳しく解説しました。
今回、甚野先生のご厚意により、講演会当日の貴重なパワーポイント資料をここに公開します。
参加いただいた学生の皆さん、ホームページをご覧の皆様、貴重な資料をぜひご覧になって下さい!
【講演資料 前編】2024年5月25日・立子山自然の家(甚野教授提供)
【講演資料 後編】2024年5月25日・立子山自然の家(甚野教授提供)
グループディスカッション「朝河博士と立子山の風土に学んだこと」
第2部グループディスカッションでは、学生たちが4つのグループに分かれ「朝河博士と立子山の風土に学んだこと」をテーマに討議しました。
甚野先生のご講演や事前学習等で触れたこと、博士のことを知った感想などについてそれぞれがコメント。
自らの今後の大学生活や将来の生き方、歴史を振り返りながら福島をどう活性化させるか(=地域創生)などについて熱心に討議を交わしました。
会場では、「報恩之辞」が展示され、学生たちのアカデミーを見守りました。
学生たちは、朝河貫一博士の父・正澄校長先生が立子山地区に与えた計り知れない影響、そしていかに正澄先生が村民に慕われていたかを感じ取っていました。
学生と地域の交流会
第3部では自然の家の園庭でのバーベキュー交流会が開かれました。
立子山の豊かな自然と澄みわたる青空、朝河貫一博士を見守った星空のもと、学生たちは甚野先生や地域の方との交流を楽しみました!
(地域アカデミーin立子山2024・2日目へつづきます)